色彩について(2)
こんばんは、ちとせです☼
色彩の話のつづきです。
前回は暖色と寒色の話で終わりました。
暖色は暖かく感じる色、寒色は冷たく感じる色です。
暖色は日光や炎を連想させ、
寒色は冬空や雪や霜を連想させます。
では、下の図のりんごのうち、どちらがより食べたいですか?
寒色は食欲減退の色と言われています。
お店で青いカレーが売っていても美味しくなさそうなのはそのせいです(-_-;)
では、ぱっと見たときに暖色と寒色のどちらが目立ちますか?
もちろん、色の重ね方や技法によって見え方は変わりますが、
基本的に暖色は前に出てくる(主役になりやすい)傾向にあります。
前回取り上げた「夜のカフェテラス」も、暖色である黄色が沢山使われているから
カフェテラスが主役なのだと一目見ただけで分かるのです。
色を理解すると、何気ないポスターや写真も計算されて作られていることが分かります。
「暖色ってアニメのヒーローによく使われている!」
「寒色って切ない感じがする」
いろんな発見があるので、自分なりの色の法則を見つけてみてはどうでしょう??
次回はギリシャ神話の基本事項について取り上げます(^^)